勤怠管理システムを導入時の注意ポイントとは? 働き方改革 北條孝枝 勤怠データは、労務管理の基礎となるものです。労働諸法令で求められる時間や自社の労働時間制にあわせたデータを正確にリアルタイムで把握し、集計することで自社の課題に気づけるような取り方ができなければなりません。勤怠管理システムを導入する際には、このような課題をクリアできるかの観点でシステムを選定することが大切です。
「勤怠管理に不備のある企業」は労働基準監督署からどんな指導を受けるのか?-令和3年度の監督指導の結果から- 働き方改革 大須賀信敬 厚生労働省は令和4年7月29日、長時間労働が疑われる事業場に対する令和3年度の監督指導結果を発表した。そこで今回は、本結果から「企業の勤怠管理の不備」に対する行政の監督指導の現状を見てみよう。
業務効率化だけでなく働きやすい職場にも繋がる「工数管理」を知ろう(後編) 働き方改革 内川 真彩美 働き方改革の一環としても注目されている「工数管理」。前編では、工数管理と勤怠管理の違い、工数管理の第一歩である業務棚卸のポイントについて解説しました。しかし、「工数」の考え方を導入したところで、それを活かせなければ意味がありません。 そこで今回は後編として、工数管理が具体的にどんなメリットをもたらすのか、労務管理にどう活かせるのかを紹介していきます。
業務効率化だけでなく働きやすい職場にも繋がる「工数管理」を知ろう(前編) 働き方改革 内川 真彩美 近年、業務効率化や生産性向上に繋がると注目されているのが「工数管理」です。元々はシステム開発などの特定の業種にて導入されることが多かったですが、働き方改革の中で、業種・業界を問わず広まってきています。そのため、この工数管理をどのように行うのか、実際にどのような効果があるのかをまずは知っておきたいものです。 今回は前編として、工数管理と勤怠管理の違い、工数管理の第一歩である業務棚卸のポイントを解説していきます。
社会保険の加入対象者が拡大~注意したい労務管理のポイント~ 人事労務 山地雅子 2022年10月から法改正により、パート・アルバイト等の社会保険の加入対象者がさらに広がります。これまでパート等を社会保険に入れる必要のなかった多くの中小企業で対応が必要になるでしょう。従業員を社会保険に入れることは、一般的にデメリットと考える人も多いと思いますが、労使双方にとってのメリットもちゃんとあります。加入させるか否か従業員とよく話し合い適切な選択と決定をするために、確認しておきましょう。
年次有給休暇の管理で注意すべきポイント 働き方改革 年次有給休暇の管理は簡単なようで実は注意すべきポイントが多い。本稿では、2019年4月1日から施行され、事業所の義務とされている「年次有給休暇の5日間強制付与」制度を含めた年次有給休暇の管理の留意事項についておさらいしておこう。